ICタグとは


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■ ICタグとは、あらかじめモノや動物(人)に取り付けておくことで、離れた距離からでもその固体の識別を可能とする非接触型のICチップを指します。紙やプラスチック製のとは違って、目視で確認できないような場面でも電波を使用することにより識別ができます。
■ ICタグは時に、無線ICタグ、非接触ICタグ、RFタグ、RFID、電子タグ、チップタグなどと呼ばれることもあります。日本工業規格(JIS)による正式名称では「RFタグ」と採ります。
■ ICタグはよく、バーコードの代替物として開発されたといわれますが、ICタグは使い勝手やセキュルティ面などでバーコードより優れた機能が多くありますが、コスト面で比較しますと、紙の印刷だけで済むバーコードに比べて高額であることが最大の課題となっています。。。
■ 商品管理でも、商品の1つ1つに添付することで、その商品が個別に流通する過程をリサーチすることが目的ならICタグの利用が便利ですが、その商品全体としての種類を識別するだけであれば、バーコードでも十分です。
■ 弊社では、このRFIDの根本的課題である価格について留意し、製品開発をしています。

RFID

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■ RFIDには、「タグ型」だけでなく、「カード型」も含まれています。よって、RFIDのうち見た目がタグ形状のものがICタグといいます。

RFIDについて思うこと

私たちは、大手銀行物件を受けた大手メーカーの下請けの下請けを白井産業がしていた時代からこの業界と接しておりますが、ICタグの進化に対し、リーダライタおよびアンテナ側の進化は余りないように感じます。
また、コスト重視・開発スピード重視で開発され市場に出たアンテナおよびリーダライタの一部は、正常稼働していないことを耳にすることも少なくありません。
このようなことも、ICタグの価格だけではなく、日本国内のRFID普及の足かせとなっていると思います。
弊社は、どのような環境でも、一度にすべてのタグが読み取れることは、非常に重要であると考えております。
それができて初めて、RFIDはユビキタス社会のインフラになるものと信じております。